ゆっこのお宝メモメモ

思わずメモメモしたくなる主婦のひとりごと日記です

【職務経歴書の書き方】転職回数の多い人、必見!転職歴の多さをスマートに見せるコツ

みなさん、転職活動をされたことはありますか? 転職活動をするにあたって、ほとんどの企業で履歴書以外にも職務経歴書の提出が必須となっています。

私はこれまで、アルバイトなどの雇用形態も含め、転職回数は10回を超えています。転職回数が多くなるほど、職務経歴書のページが多くなってしまいます。 でも、これってなんだか読みづらいと思いませんか?そして、一般的に転職回数が多いと、採用担当にはあまりよくない印象を与えてしまう可能性が大きいです。

転職回数の多さの事実は変わらないとしても、それらを職務経歴書でスマートに見せる方法を本記事で紹介したいと思います。

職種別に職歴、経験業務をまとめる

一般的な職務経歴書の書き方としてよくあるのは、時系列に沿って勤務経験のある会社ごとに記載して、そこでの経験業務を記載するパターンだと思います。職歴が少ないうちは、これで問題ないのですが、転職回数が多くなると、このパターンでは職務経歴書が数ページにもなってしまいます。また、会社が変わっても、似たような業界だったり、職種だったりする場合、経験業務も重複している可能性が高いので、会社ごとに経験業務を記載してしまうと、2ページ目も、3ページ目も同じような内容が書いてあるとなってしまって、採用側も応募者の何がアピールポイントか、わかりにくいと感じてしまいます。 多くても2ページ以内でまとめられるように書きましょう。

そこで、私の職歴をケーススタディとして、下記のような書き方をしてみると良いかと思います。 私は10回以上、転職していますが、主な経験業務として、英文事務とシステムエンジニアの2つに分けることができます。

職務経歴書の記載例★


■英文事務
XXXX年XX月~XXXX年XX月 〇〇〇〇株式会社(従業員数:〇名、雇用形態:アルバイト)
XXXX年XX月~XXXX年XX月 △△△△株式会社(従業員数:〇名、雇用形態:正社員)
(中略)← こちらは例のため、(中略)としていますが、実際はすべての経歴を記載します。
XXXX年XX月~XXXX年XX月 ■■■■株式会社(従業員数:〇名、雇用形態:正社員)

▽英文事務の経験業務
・〇〇〇〇株式会社・・・(経験業務の内容を詳細に記載)
・△△△△株式会社、■■■■株式会社・・・(経験業務の内容を詳細に記載)

システムエンジニア
XXXX年XX月~XXXX年XX月 △△△△株式会社(従業員数:〇名、雇用形態:正社員)
XXXX年XX月~XXXX年XX月 ◎◎◎◎株式会社(従業員数:〇名、雇用形態:正社員)

システムエンジニアの経験業務
(経験業務の内容を詳細に記載)


<記載方法のポイント>
・職歴は勤務年月が新しいものが上に来るように記載する。
・アピールしたい経験業務を先に記載する。
・経験業務は複数社が同じような業界で、同じ職種ならまとめて記載する。
 私の場合、特許事務所での特許事務経験が複数社あったので、経験業務のパートでは
 特許事務所・・・(経験業務の内容を詳細に記載)
 といった方法で個別の社名は記載せずにまとめて記載しました。
 ただし、社名から業界や職種が想像しにくいものや、業界が違っても、経験業務が同じよう
 なものなら、上記記載例のように、
 〇〇〇〇株式会社・・・(経験業務の内容を詳細に記載)
 △△△△株式会社、■■■■株式会社・・・(経験業務の内容を詳細に記載)
 と記載し、具体的な社名、その続きで経験業務で良いと思います。
・メインのアピールポイントではない経験業務は、すべてまとめて記載する。
 私の場合、システムエンジニアの経験は、転職時に同職種を目指しているわけではなかったので、2社での経験をひとまとめにして記載しました。

自己PRを記載する

職別、経験業務の記載が終わったら、自己PRをその下に記載します。 経験業務から応募者の経験した仕事内容はしっかり伝わると思いますが、採用担当者から見ると、「この応募者の強みはいったい何?」といったことが気になるところだと思います。

自己PRは3つぐらいにポイントを絞って、短い言葉でまとめて、まず箇条書きにします。そのあと、各ポイントごとに具体的な内容を追記します。 どういった経験から、それがPRポイントとなるのか、裏付けできるものを記載します。より具体性をもたせるために、数値などを使うと明確になります。 私の場合、特許事務所では期限管理がとても重要な仕事でしたが、常時、進捗管理をしていた案件数を記載したり、システムエンジニアの経験では、システム導入前と後で、作業時間がどれぐらい削減されたかを具体的な数値で示しました。

自己PRについては、思いつかない、何を書いていいかわからないと悩んでいる方も多いと思います。大きなプロジェクトに参加したとか、営業で大きな仕事をとってきたとか、何かすごいことを書かなければいけなんじゃないかと思う方もいるかもしれません。でも、日々の業務で工夫していることや改善したことなどを書くので、十分アピールになります。私の場合は、特許事務で必要とされる正確性やチェックの厳格性をエピソードとともにアピールのひとつとして記載しました。ルーティーンでやっている業務だったりすると、自分では気づきにくいかもしれませんが、しっかり自己分析して、得意なことを掘り起こしてみましょう。

三者職務経歴書をチェックしてもらおう

職務経歴書は作成したら、必ず誰かにチェックしてもらうことが大事です。第三者の目というのはやはり重要で、自分では気づかない点を指摘してくれます。 転職エージェントを利用している人は、専任のアドバイザーが職務経歴書をチェックしてアドバイスをくれますので、最大限に活用しましょう。

もし、転職エージェントを利用せずに直接企業に応募するなどして、転職活動をしている場合は、家族や友人にチェックしてもらったりして、どう思うか聞いてみると良いと思います。

私は人事や本格的な採用業務の経験はありませんが、中小企業でアルバイト採用や正社員採用に数回関わったことがあり、書類選考や面接を担当したことがあります。転職活動となると、履歴書も確認はしますが、職務経歴書のほうをじっくり確認して、面接のときも職務経歴書に基づいて話を進めることが多かったです。職務経歴書がしっかりしていると、応募者のことがよく分かりますし、質問もしやすいと感じました。なので、職務経歴書はしっかり推敲して、書類選考に臨むことをお勧めします。