ゆっこのお宝メモメモ

思わずメモメモしたくなる主婦のひとりごと日記です

電子ピアノからハイブリッド電子ピアノへの買い替え ~カシオのレビュー~

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大人になってピアノを再開したときには練習用のピアノとしては自宅に電子ピアノを設置しました。 カシオの6万円弱の電子ピアノを5年ほど使用していましたが、2020年にハイブリッド電子ピアノへ買い替えをします。この記事では、買い替えた理由、電子ピアノとハイブリッド電子ピアノで感じた違いなどを書きたいと思います。

グランドピアノとのギャップ

そもそも比べること自体が間違っているかもしれませんが、ピアノを習い始めて、グランドピアノと電子ピアノのギャップの大きさに衝撃を受けます。ピアノの先生のところでは、グランドピアノでレッスンを受けていましたが、タッチが全然違う!そして、一番困ったのがペダルの感覚です。

子供の頃は自宅ではアップライトピアノでの練習、ピアノの先生のところではグランドピアノでレッスンという環境でした。アップライトとグランドも、ピアノの構造が違うので、タッチは違いますが、子供で柔軟性があったのか、鈍感だったのか、その頃はあまりタッチの違いなどを大きく感じたことはありませんでした。(でも、大人になってからアップライトとグランドの両方をさわると、全然違うと感じましたが・・・)

話しを戻すとギャップを感じたことで何が困ったかというと、電子ピアノでうまく弾けたと思っていても、グランドピアノでは同じように弾けないということでした。電子ピアノだと、多少雑に弾いたとしても、うまく聞こえてしまうんですね。比較的簡単な曲であれば、あまり気にならないかもしれませんが、クラッシックの中級曲以上となると、それが顕著になります。5年経ったぐらいで、そろそろカシオの6万円弱では練習は限界かな・・・と思い、ハイブリッド電子ピアノに目をつけました。

世界三大ピアノメーカー・ベヒシュタインとコラボの電子ピアノ

ハイブリッド電子ピアノは積極的に探していたわけではなく、たまたまテレビ番組かCMかで紹介されていたのがきっかけで、存在を知りました。カシオが世界三大ピアノメーカーの一つである「ベヒシュタイン」とコラボした電子ピアノが紹介されており、グランドピアノと同じハンマーアクションが搭載されているということで、俄然興味を持ちました。もちろん、音に関しては電子になりますが、ハンマーアクションがグランドピアノと同じ構造で、通常の電子ピアノなら樹脂製の鍵盤であるのが、ハイブリッド電子ピアノでは木製鍵盤が使われており、タッチはグランドピアノに近いものを感じることができるということでした。

表面の塗装仕上げが違うもので、2タイプあり、安いほうでも30万円という値段でした。高額なお値段ですが、でもこのままピアノを続けるなら、やっぱりグランドピアノのタッチに近い電子ピアノで練習したほうがよいと思い始めます。とりあえず、パンフレットを見たり、メーカーのホームページを見たりで半年近く購入を悩みました。悩んでいた途中で、5年通ったピアノ教室をやめることになり、新しいピアノ教室へ通うことになります。なぜピアノ教室をやめたかというのはあまり詳しく書きませんが、いろいろありました。(若干、人間不信にも・・・)

新しいピアノ教室に通って、2か月目ぐらいで、ついにカシオのハイブリッド電子ピアノを買うことになります。

試弾は店舗、購入はネットで

楽器なので、やっぱり現物を見ての試弾が必要です。音やタッチ感の確認がとても重要です。カシオのハイブリッド電子ピアノが展示されている店舗はある程度限られているので、メーカーで取扱い店舗を確認した上で、訪問しました。

購入したい機種が決まっていたとしても、やはり他のメーカーの電子ピアノと弾き比べてみることが重要です。試弾では、お目当てのカシオ以外にも、ローランドやヤマハのハイブリッド電子ピアノも弾かせてもらいました。メーカーによって、タッチ感はやはり全然異なりました。ちなみにヤマハの「アバングランド」というハイブリッド電子ピアノはすごく良いタッチで気に入りましたが、値段は70万円以上!!びっくりです。私が子供のときに買ってもらったアップライトピアノより高いではありませんか!? いろいろ試弾して、タッチ感、値段と総合的に満足がいったカシオのハイブリッド電子ピアノを買うことを決意します。

店舗で試弾はしたものの、購入は店舗ではしませんでした。理由としては訪問したお店の対応があまりよくなかったというのが最初の理由でした。電子ピアノの場合は調律といったメンテナンスもなく、もし不具合があってもメーカー修理となるので、購入する店舗と今後の末永いお付き合いというのは恐らくないとは思います。でも、やっぱり対応がいいところやポイントサービスも良いところで買いたいと思って、一旦持ち帰ります。

それからネットショッピングで、同じピアノを検索してみました。販売価格はほぼ同じなのですが、やっぱりネットだけあって、ショッピングサイトのポイント還元などが実店舗と比べて格段と違います。 ただ、30万円もするものをネットで購入するのはなんとなく不安・・・と迷います。お店のレビューをチェックしながら、良い評価&コメントが多いお店にコンタクトを取ってみました。WEBサイトだけでなく、直接電話して、説明を聞いたりもして、とても親切だったのと、お店独自の5%割引クーポンが出る予定なので、それに合わせて買ってくださいね!と言ってくださり、そこで購入することに決めました。30万円の5%引きって結構大きいですよね。カシオのハイブリッド電子ピアノ、実店舗で値引き交渉ができるところはなかったので、この割引クーポンはとても魅力的でした。

鏡面仕上げもありますが、ハンマーアクションやタッチは変わりませんので、価格優先なら↓がいいと思います。

新品を購入するのであれば、試弾さえ店舗でしていれば、購入自体をインターネットですること自体にそこまでリスクはないと思います。ポイント還元も圧倒的にネットのほうがいいですし、少しでもお得に買うことを考えるなら、購入はインターネットで問題ないと思います。ただ、中古で買う場合は、やはり傷や状態の確認をしたほうがいいと思うので、インターネットで買うのはおすすめしません。

ハイブリッド電子ピアノのメリット・デメリット

メリット
  • 通常の電子ピアノより、タッチ感が良い
  • ハンマーは入っていても調律が不要
デメリット
  • 生ピアノと完全に同じことは期待できない
  • ハンマーが摩耗する
  • 家電の部類なので、いつか壊れる可能性あり

デメリットの「いつか壊れる可能性あり」という点については、耐久年数はどれほどかはわかりませんが、メーカーに部品があるのが製造からだいたい10年程度と購入した楽器店で言われました。なので、壊れた時点で、部品が製造中止になっていれば直すことはできなくなります。そうすると、買い替えとなり、それを繰り返していくと、コストとしては結構かかるのかなと思います。生ピアノのように、修理すれば何十年も使用ができるというわけではありません。

ちなみにカシオのハイブリッド電子ピアノはメーカー保証が3年ついていますので、安心度は高いと思います。

何事にもメリット・デメリットはあります。優先事項は個人個人で異なるので、しっかりメリットとデメリットを把握した上で購入することが重要だと思います。

ただ、このカシオのハイブリッドピアノ、購入から1年程度で手放すこととなります。その理由はまた別の記事で。

買い替えで不要になった電子ピアノを高値で売却する方法を知りたい方は↓の記事をご覧ください。 yukko-de-memo.hatenablog.com