Part1でロールスクリーンの注文について、注意事項などをいろいろ書きましたが、Part2では注文までの過程で実施したことなどを書いていきたいと思います。
Part1を読みたい方は↓からどうぞ! yukko-de-memo.hatenablog.com
注文前にお店で相談しよう
Part1でロールスクリーン初心者は実店舗で注文するべし!と書きましたが、たとえ寸法などが正確にきっちりわかっていたとしても、お店に行って当日いきなり注文というのは避けたほうが無難です。なぜならカーテンより、決めるべきことが多く時間もかかるからです。その場で時間をかけて悩むのは時間の無駄になってしまうので、お店ではまず最初に相談して、スタッフにいろいろと提案してもらって、いったん家に持ち帰って、しっかり考えた上で注文をするほうが失敗を防げると思います。
お店に相談するときに私が情報として持っていったものは、部屋のどこに使うか、大きさ、作りたい部屋のイメージです。 部屋の図面も一緒に持っていくと、よりイメージが伝えやすいかと思います。 私の場合、腰窓、掃き出し窓、クローゼットの扉代わりと3か所で使いたいと伝えました。大きさに関しては事前相談の段階では正確なものではなく、だいたいの寸法でよいので、わかったほうがよいです。サイズによって、発注できるものとできないものがあったり、ロールスクリーンの巻き上げに使う部品が異なったりします。この生地が気に入ってたけど、大きさによってはできないなんてこともありますので、サイズが事前にわかっていたほうが、イメージの齟齬を防ぐことができます。
生地選びに重要となる作りたい部屋のイメージですが、フローリング、壁紙クロスなどの色を決めてから選ぶほうが無難だと思います。内装編でも書きましたが、「選択肢の少ないものから先に決める!」が労力をあまり使うことがないので、ロールスクリーンも膨大な生地の種類、色があるため、ロールスクリーンの生地から内装を決めていくというのはおすすめできません。なので、フローリング、壁紙クロスが決まったら、そのサンプルもしくはイメージ写真を見せて、スタッフの人にこれに合うものを探してもらえませんか?と聞くのがよいと思います。また、私の場合、グランドピアノを置くというのが決まっていたので、それもスタッフの人につたえて、生地選びをお願いしました。大きな家具や置物がある場合、その色が部屋全体のイメージにかかわってくるので、部屋の中に置くものがリフォームの段階ですでに決まっている場合は伝えたほうがよいです。
内装編は↓ yukko-de-memo.hatenablog.com
あと、お店には実物が展示されているので、ロールスクリーンのメカの大きさをみたり、スクリーンの巻き上げがスムーズにできるかなども実際に触ってみて確かめましょう。
インテリア相談会も活用
事前相談でスタッフの方にいろいろと生地を提案してもらい、提案してもらった生地のサンプルをネットで取り寄せしました。廊下側の腰窓は絶対これがいい!というのがあったので、即決できましたが、クローゼットの扉代わりと、防音室入口の掃き出し窓はどの色にするか、なかなか決められませんでした。
そこで、インテリア相談会に申し込むことに決めました。もちろん無料のものです。事前に相談したお店で、インテリア相談会が開催されていたので、ロールスクリーンのコーディネートをしてもらうことにしました。 お高い家具も一緒に勧められたらどうしよう・・・なんて一抹の不安もありましたが、私が行ったお店は強引な営業もなく、こちらが困っていることだけに相談に乗ってくれる感じでした。
このときも事前相談と同じ情報をもっていき、それに加えて、自分で取り寄せたロールスクリーンの生地サンプルも一緒にインテリアコーディネータの方に見せました。迷っている部分を伝えて、色の組み合わせを考えてもらえたので、とても有意義でした。実際にその通りにして素敵な部屋になったので、困ったら最後はプロの力を借りると良いと思います。
同じ商品でもお店によって価格は違う!?
ロールスクリーンの3大メーカーというと、「タチカワブラインド」「ニチベイ」「トーソー」といったところです。だいたいのインテリア専門店で取り扱いがあり、お店によって割引率も異なります。メーカー希望価格の30%~40%引きというところが多かったです。また、OEM製品を取り扱っているところもあり、その場合は50%引き程度の安さでした。ちなみにOEMとは、「他社ブランドの製品を製造すること、あるいはその企業」のことを指します。私がいくつか問い合わせをしたお店の中にもOEM製品を取り扱っており、安くなるということでOEM製品を勧められました。どのメーカーだったかは忘れてしまいましたが、上記の3大メーカーのOEM製品を作っているお店もありました。
ただ、OEM製品の場合は生地は同じでも、メカ部分はオリジナルブランドと違う、保証期間が異なる(確かオリジナルより短い期間)といった違いがありますので、その点はよく理解して購入をしたほうがいいです。 正確な割引率は電話では教えてもらえませんでしたが、OEM製品ではなく、3大メーカーのオリジナル製品を40%より安くするという店舗もありました。
3大メーカー以外にも、インテリア専門店の自社ブランドのロールスクリーンもあります。3大メーカーより安い場合が多いです。ただ、安ければいいというわけでないというのがロールスクリーンを実際に発注したときの正直な感想です。ロールスクリーンの注文はカーテンより難易度が高いです。初心者でもお店の人が親身になって相談に乗ってくれるお店で購入しましょう。
※割引率は記憶があいまいで、少しうろ覚えです。だいたいの数字と思って頂ければ幸いです。