ゆっこのお宝メモメモ

思わずメモメモしたくなる主婦のひとりごと日記です

【観戦レポート】世界フィギュアスケート選手権大会2023をさいたまスーパーアリーナで生観戦!

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自己紹介でも記載していますが、フィギュアスケート観戦が大好きです! 10年ぐらい前までは、専らテレビの前で観戦するだけでしたが、浅田真央ちゃんがどうしても生で見たい!となって、2014年にさいたまスーパーアリーナで開催された世界フィギュアスケート選手権を見に行ったのが、初めての現地観戦です。

現地観戦の楽しさを知ってからは、その後もたびたびフィギュアスケートの試合に応募しています。でも、国内開催のチケットは応募しても落選することが多く、数年に1回程度ではありますが、運よくチケットが当選したときは現地観戦をしています。これまでの観戦履歴としては、前述の2014年開催の世界選手権、2015年開催の全日本選手権、2019年開催の世界選手権です。競技会以外にもアイスショーで、メダリストオンアイスを鑑賞したこともあります。

そして、今回、2023年開催の世界フィギュアスケート選手権大会を2日連続、さいたまスーパーアリーナで観戦してきたので、現地生観戦の様子を紹介したいと思います。

一次募集の抽選で第一希望のS席が2日連続当選

本当は、Premium席に応募したかったのですが、2023年開催の世界選手権のチケット一次募集では、電子チケットのみしか販売がありませんでした。個人的に電子チケットはどうしても好みではありません・・・。IT機器は基本何でも使いこなしていますが、万が一スマホが壊れたら?不測の事態で使えなくなったら?と考えると、電子チケットだとリスクが高いなと思ってしまいます。安いチケットならこのような不測の事態が起きても、まだ諦めがつきますが、高額なフィギュアのチケットで不測の事態が起きたらと思うと、かなり落ち込むと思います。もちろん、紙チケットでも、紛失する等のリスクはありますが、自分がしっかり管理さえしていれば、紛失リスクは防げるという点で紙チケットを好んで購入する古い考えの人間です(笑)

今回の世界フィギュアスケート選手権の一番の目的は、「かなだい」こと「村元哉中高橋大輔組」のアイスダンスを見ることでした。私が一次募集に応募した時点では、まだ出場選手は未定でしたが、2人の成長ぶりをみると、恐らく全日本選手権で優勝して、世界選手権に行けるのでは?という期待を込めて、リズムダンスか、フリーのどちらかを見れたらいいなと思って、金曜と土曜の両日の日程に応募しました。抽選の結果、2日連続当選したことにびっくりしましたが、その後、かなだいペアが全日本で優勝して、世界選手権の出場選手として内定し、喜びも大きかったです。今回当選したS席について、さいたまスーパーアリーナだと、どのぐらいの大きさで選手が見れるのかという点についても言及したいと思います。S席もPremium席に近いS席から、2階席に近い後方席までさまざまです。土曜はS席の最後方から3番目ぐらいの位置でアイスリンクからの距離だけでいうと、S席の中ではかなり遠い位置でした。でも、私の個人的な意見ではオペラグラスがなくても十分楽しめるレベルの大きさで観戦でき、音楽がかかっていないときは選手がリンクを滑ったときに出る氷を削る音が聞こえてくるレベルです。

ちなみに2014年の世界選手権はPremium席から観戦しました。Premium席はグッズ付です。そして、このときは最前列の席が当選したので、テレビにアップまでは行きませんでしたが、遠目で認識できるぐらいに自分が映っていました。

会場の豪華な演出と盛り上がりに感動、そして多くの日本人選手が活躍

世界選手権の現地観戦は3度目でしたが、私が観戦した中では一番の盛り上がりだと感じました。コロナ禍になってから、競技終了後のリンクへの花やプレゼントの投げ入れは禁止されているので、どんな感じになるのかなと思っていましたが、予想以上の歓喜に会場は包まれていました。過去の世界選手権では6分間練習前の選手紹介はわりと淡々とした感じで行われていましたが、今回はMrs. GREEN APPLEの「ダンスホール」の曲とともに選手が登場。会場のスポットライトも煌びやかな演出で豪華な雰囲気でした。会場が盛り上がって一体感が生まれる感じがとてもよかったです。

そして、競技中も自国、他国の選手に関わらず、会場の観客みんなが大きな拍手を送ったり、各国の国旗バナーを掲げたりと大盛り上がりでした。そして、歓声が大きい中でも、特にアイスダンスのかなだいペアのときは、特に声援が大きかったと感じました。2014年にアイスダンスを会場で見たときは、あまり盛り上がりは感じなかったのですが、今回はかなだいペアのみならず、他のアイスダンス選手のときも多くの方が声援を送っており、ペア競技の注目度がここ数年で上がったことを実感しました。

また、競技と競技の合間に行われる製氷も、今までだと、製氷作業だけが行われていましたが、今回は選手や元選手によるプレゼント企画があったりとイベント的なことも行われ、ただの待ち時間やトイレタイムとならないような工夫がされていました。

今回は、ペアの三浦・木原選手、男子シングルの宇野選手、女子シングルの坂本選手が優勝し、日本人が大活躍した世界選手権でした。アイスダンスの村元・高橋選手は目標の10位以内こそ叶わなかったものの、ほぼノーミスの素晴らしい演技。2人の息のあった美しい演技にも感動しました。そして、演技終了後の高橋選手が涙する様子にこちらも、うるっと来てしまいました。シングルからアイスダンスへ転向し、私のような凡人にはわからないような並々ならぬ努力があったのだと推察します。

あと、メダルには届きませんでしたが、私は友野一希選手も注目していました。彼の軽快なステップと会場を巻き込む力は誰にもマネできない素晴らしいものだと思います。最後は大きな歓声とともにスタンディングオーベーションでした。そして、4回転アクセルを跳ぶ米国のイリヤ・マリニン選手の滑りを会場で見られたことも幸せでした。

さいたまスーパーアリーナの観戦はどんな感じ?トイレや食事などの情報

さいたまスーパーアリーナは、JR京浜東北線・JR上野東京ライン宇都宮線高崎線)のさいたま新都心駅もしくはJR埼京線北与野駅から徒歩圏内です。駅前にはコクーンシティというショッピングモールがあり、飲食店もたくさんあります。イベントがあると、お客さんが並んでいるお店が多いですが、フードコートなどは土曜の観戦でもランチで並ぶことなく、席を確保できました。

フィギュアの観戦はかなりの長丁場です。日によっては最大11時間ぐらいになります。私の場合、競技の始めのほうは見るのを諦め、昼食はショッピングモールで済ませてから会場入りしましたが、夕食に関しては会場内の自席で済ませました。競技中でないときは飲食は可能ですので、プロテインバーのようなサッと食べられるものかつ、お腹が空きにくいものを持ち込みしました。アイスダンスとシングルフリーの間は1時間ちょっと時間が空きますが、外の飲食店はどこも混みあっているので、どの選手の競技も全部みたいという場合は外での飲食はおすすめしません。

トイレに関しては、競技中の会場内の移動はNGなので、選手と選手の入れ替えの間もしくは製氷中に行くことになります。女子トイレの数はかなり多いですが、客席に近いところは3~8個とかなり少なく、長蛇の列になります。金曜日は土曜日に比べて、観客の人数が少なかったせいか、客席に近いトイレはそこまでの混み具合ではありませんでしたが、土曜は気が遠くなるような長蛇の列になっていました。スタッフの案内で、離れた場所のトイレは数が多く空いているということで、そちらに移動したところ、22室ぐらいあり、トイレの入口と出口も別になっていて、回転がかなり速かったです。 近くのトイレに並ぶよりも、少し遠くても歩いて空いているトイレに行ったほうが確実に早く戻ってこれます。

あと、気になる会場の温度ですが、服装は綿の長袖にニットのカーディガンを羽織り、下は綿の春物ズボンで寒いと感じることはありません。さいたまスーパーアリーナのフィギュア観戦は3月にしか行ったことがないので、それ以外の時期のものはわかりませんが、3月であれば、さきほどの服装で問題なしです。過去、12月開催の全日本選手権を北海道の真駒内アイスアリーナで観戦したときは、ダウンコートにマフラー、靴はボアブーツとかなりの防寒をしていきましたが、それでも寒くて、途中、会場の売店でカイロを買いに行ったので、開催場所や時期によって服装選びは注意が必要です。

今回は2日連続の観戦だったため、自宅へは戻らず、埼玉県内で宿泊しました。宿泊ホテルは当選結果がわかったと同時に予約をしました。最初はさいたま新都心でホテルを探していましたが、値段が高めのホテルしか空いておらず、チケット代も夫と2人分かつ2日分で結構な値段だったので、少し離れた北戸田駅東横インを予約しました。北与野駅から電車で15分程度で、駅からも近く、ホテルのすぐ傍にはコンビニもあります。飲食店は少なめですが、居酒屋もあったりで、夜遅くまで営業していたので、軽い夕食をとることもできます。ホテルは2022年10月に完成したばかりで、とてもきれいでした。私の場合、ホテルに最悪宿泊できなくても、競技終了後に自宅の最寄り駅まで戻れる電車はあったので、チケット当選確定後にホテルを予約しましたが、地方から来る方や競技終了後、終電がないという方は、当落結果にかかわらず、先にホテルを押さえておくことをおすすめします。

試合の復習は自宅でテレビ録画をチェック

テレビで放映されるフィギュアスケートの大会はすべて録画しています。選手の得点は会場ではわかりますが、どうしてその点になったかまでは現地会場で解説を聞くことはできないので、詳細はわかりません。すごく良かったのに、思ったより点が出てないなと思って、家に帰ってビデオで振り返ってみると、ジャンプで審議がついていたり、レベルの取りこぼしがあったりします。会場で見たあとに、家でテレビ録画を見ることで、2倍楽しむことができるので、これが私流のフィギュアスケートの楽しみ方です。