ゆっこのお宝メモメモ

思わずメモメモしたくなる主婦のひとりごと日記です

【九州編】満足度が高い!マイナー絶景スポット巡りの旅

2022年のゴールデンウィークは、九州周遊旅行をしました。 もう何度も九州には行っており、いわゆるメジャーな観光スポットはほとんど行きました。 コロナで海外旅行も難しいし、満足度の高い国内旅行をするにはどうしたらいいだろう・・・と思い、ネットで「九州 絶景」と検索して、心惹かれたところに行ってきました。

今回、巡ったところは、旅行ガイドブックにはほぼ掲載されてない、もしくは掲載されていても扱いが小さいような場所ばかりでした。でも、どこも素敵な場所ばかりで、是非みなさんに一度行ってもらいたい場所として紹介します。

SNS映えする熊本の御輿来海岸&長部田海床路

御輿来海岸は、熊本県宇土市というところにあります。有明海の干潮時に「砂紋」が見られる美しい場所です。 特に夕暮れ時と砂紋が現れる時間帯が重なる「超絶景日」と言われる日は年に10日ほどしかないとか。私が旅行に行ったときは、日中に砂紋が見られる「準絶景日」という日に訪問しました。

この御輿来海岸、どこから見るのがいいのでしょうか?海岸から?高台から? 答えは「高台」からです。HPはさくっとしか見ずに現地へ行ったので、最初は海岸沿いのあたりを車でうろうろしていました。でも、写真で見たような景色とは違うし、車を止めるようなところもないと、再度、公式HPを見たところ、展望台があるとの情報を見つけました。でも、この展望台、すごい場所にあります。まず、道路に展望台へ行くために大きな道路から脇道へ入るのですが、その看板が全くといっていいほど目立ちません。一度、通り過ぎてしまい、引き返して脇道に入りました。脇道へ入るとすぐに大きな駐車場がありますが、車が全くいません。駐車場から歩いてもいけそうですが、少し遠そうなので、展望台行きを示す看板にそって、車を運転していきました。

展望台へ続く道路ですが、本当に狭くてびっくりです。一瞬少し開けた道になったかと思うと、またすぐ狭い道になります。というか離合する場所もほぼなく、対向車が来たらどうなるのだろう・・・とかなり不安な思いで運転をしました。レンタカーはコンパクトカーを借りていましたが、コンパクトカーより大きな車だと、厳しいレベルです。運よく対向車は来ることなく、展望台へたどり着くと、3、4人の観光客がいました。駐車スペースも数台あり、車は止められました。

小さいですが、展望台があり、そこから御輿来海岸の砂紋を見ることができます。海外沿いから見たときは、普通の海岸にしか見えませんでしたが、高台からの眺めは本当にきれいです。展望台の前には丘のようになっているところがあり、私有地ですが、所有者のご厚意で、一般客に開放されていて、もう少し海岸沿いに近づいて砂紋を見ることができます。

御輿来海岸の砂紋

御輿来海岸の詳しい情報は↓に記載されています。展望台までの道の動画も公開されていますので、是非チェックしてみてください。 city-uto.com

御輿来海岸を見た時間がちょうど15時だったのですが、夕食まで少し時間があり、このままホテルへ行くかどうか迷っていたところ、御輿来海岸の展望台にあった観光スポットをする看板で、「長部田海床路」という場所を見つけました。夕日がきれいということで、時間的にもちょうど良さそうと、急遽行ってみることに。過去にCMの撮影場所にもなったことがある場所のようです。

長部田海床路に行ってみると、結構たくさんの人が海岸沿いにいて、夕日が沈むのを待っている感じでした。駐車場はそこそこ広いので、車のことはあまり心配しなくて良さそうです。ここは、海中に続く道があり、干潮時には海から道路が現れます。この日の夕方は潮が満ちてくる時間帯だったので、道路は海に沈んでいましたが、道路沿いにそって立っている電柱のやわらかな灯りと夕日のオレンジがとてもきれいでした。

長部田海床路の詳細は↓でご覧ください。 kumamoto.guide

一面に美しい花が咲く「くじゅう花公園」&平野に突如現れる「原尻の滝」

くじゅう花公園は、大分県竹田市久住町にあります。四季折々の花を楽しむことができる美しい公園です。 GWの時期だと、チューリップ、ネモフィラ、ポピーなどを見ることができます。私が訪問した時は、ネモフィラはまだ5分咲きぐらいで、満開とはいきませんでした。くじゅう花公園があるあたりは少し標高が高く、気温も少し低いので、気候によっては見ごろでないこともあります。

チューリップもポピーも、お花の絨毯のように咲いており、本当に素敵なところです。入園料金は大人1人1300円で、リーズナブルな価格ですので、是非行く価値ありです。

くじゅう花公園の詳細は↓です。 www.hanakoen.com

また、くじゅう花公園から車を少し走らせたところにある「農家レストラン べべんこ」というところのステーキ丼やコロッケが美味しいので、ランチにおすすめです。 www.eaglefarm.net

次に紹介する原尻の滝は、大分県豊後大野市にあります。滝がある場所というと、山奥だったり、渓谷のあるところだったりというイメージが強いと思いますが、こちらの原尻の滝は平野の真ん中に突如現れます。しかも、こじんまりとしたサイズの滝ではなく、幅120m高さ20メートルの滝で、水量もすごく、轟音をあげて流れています。

滝のすぐそばに駐車場があり、車から降りるとすぐに滝が見られます。柵などは特にないので、上から滝をみるときは足元に十分注意しましょう。また、階段を下りていくと、河原を歩いて、下から滝を見ることもできます。

原尻の滝

原尻の滝から車を少し走らせると、「稲積水中鍾乳洞」もあります。日本最大の水中鍾乳洞ですので、興味がある方はこちらにも是非行ってみてください。

迫力満点の七ツ釜クルージング&鯉のぼり舞う川上峡

海の近くに旅行にいってクルーズがあると、たいてい観光遊覧船に乗っています。今回、佐賀県唐津市呼子町にある七ツ釜を観光するため、呼子マリンパルから出ている観光遊覧船「イカ丸」に乗船しました。

このイカ丸、沖に出るとものすごい速いスピードで走ります。船内にいることもできますが、船の上のデッキで立ったまま乗船することもできます。天気もよかったので、デッキにいましたが、水しぶきはかかりますので、カメラなど大事なものは濡れないようにしっかり保護しましょう。(ずぶ濡れになるようなしぶきではありませんが、何度かしぶきは浴びます)また、スピードも速く、船は揺れるので、手すりにつかまったほうがよいです。

七ツ釜まで近づくと、船はスピードを落として、洞窟を外から見ます。外から見るだけで終わるのかなと思いきや、「今から船がそのまま洞窟に入ります」とのアナウンスがありました。この大きさの船で、洞窟に入れるの!?とびっくりしましたが、ゆーっくりと、船が洞窟に入り、柱状のゴツゴツとした岩でできた洞窟を間近でみることができます。 このときも、デッキから見学できます。ただ、波が高いと長時間の滞在はできないので、洞窟内での時間は限られています。

なかなか神秘的な場所なので、佐賀県に行ったら、七ツ釜クルージングを是非体験してみてください。

もう一つの佐賀県のおすすめスポットは、佐賀市大和町にある「川上峡」です。約300匹もの鯉のぼりの吹き流しをみることができます。私が子供の頃は、GWになると家の近くで、大きな鯉のぼりを見かけることが多かったですが、最近ではそういった光景も年々見られなくなってしまいました。

川上峡の鯉のぼりは、近くでみることができ、屋形船に乗っても観覧することができます。私が訪問した日は、屋形船が運休日だったので、船には乗れませんでしたが、船に乗らずとも、川沿いから圧巻の鯉のぼりを見ることができます。

川上峡の鯉のぼり

川上峡の駐車場は無料ですが、車をとめるには少し並びます。GWの期間中でも15分ほど待てば駐車場に入ることはできました。川上峡は、もともと旅程に入っておらず、旅行中に突如行くことを決めましたが、行ってみてよかった!と思える場所のひとつでした。