ゆっこのお宝メモメモ

思わずメモメモしたくなる主婦のひとりごと日記です

ピアノ防音室を作ろう! ~リフォーム後の引き渡し&補修編 Part2~

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補修箇所チェックリストを工事業者の営業Kさんに送付後、工務店の社長Aさんと工事業者の営業Kさんが、現場確認ということで、完成後の防音室を見に来ました。傷、汚れなどのチェックをして、工務店側で対応可能なので、補修日を調整して連絡しますと言って帰っていきました。 補修工事、1日で終わると思っていましたが、予想外のトラブルが発生し、全部で5日も要することになりました。今回は、その様子を複数回に渡って記事にしていきます。

Part1を読みたい方は↓ yukko-de-memo.hatenablog.com

工務店では補修ができない!?補修はリペア専門業者に依頼

まず、補修初日は、工務店の社長Aさんと、高齢の職人Tさんが作業を担当するということでやってきました。 事前確認では、工務店側で傷や汚れの対応はすべて出来ると聞いていたので、当日は安心しておまかせしていました。 壁紙の削れや隙間、フローリングの穴は「コークボンド」と呼ばれるもので、手直しをしていくと言われました。また、防音室の向かいの寝室のドアに線傷が入っていたので、そちらの補修をお願いしたのですが、こげ茶のドアに対して、黒のサインペンのようなもので色を塗って傷を消している感じでした。

補修が終わったということで、私が確認をしたところ、フローリングの打痕傷はきれいに埋まっていない、壁紙の削れはなんとか目立たないものの、つなぎ目はきれいになっていないなどで、多々満足のいく補修状況ではありませんでした。その旨を私が指摘したところ、社長のAさんに「フローリングの床の打痕傷は専門業者じゃないと直せない」と言われました。

「えっ!?事前確認にこの前来た時、自分たちで直せるっていったじゃん!!」と心の中で思いっきり叫びました。フローリングの床に関しては、後日、リペア専門業者を手配すると言われたのですが、ピアノの搬入もあるので、急いでくださいとだけ伝えました。専門業者を呼ぶと費用がかかる(恐らく工務店持ち?)ので、とりあえず自分たちだけでなんとか直して、仕上がりにOKが出ればそれでやり過ごすつもりだったのだと思います。私がダメ出ししたので、しぶしぶ専門業者を手配することになったのですが、最初から専門業者を呼んでくれていれば良かったのにと思います。完全に二度手間です。

なので、補修に関しては工務店がリペア技術を持っていない限り、きれいに補修することは難しいと思います。リフォーム後のチェックで補修をお願いする場合は、ちゃんとした専門業者に直してもらえるのか、きちんと確認をしましょう。

ちなみに浅い線傷であれば、補修クレヨンで直せる可能性ありです。サインペンのみで補修された寝室のドアは仕上がりが気に入らず、結局、ホームセンターで買ってきた補修クレヨンで自分で直しました。

巾木(はばき)の虫食い!?

壁とフローリングの間には巾木(はばき)と呼ばれるものが使われていることが多いです。巾木の役目としては、「壁と床の隙間を隠す」「汚れやダメージから壁を守る」などです。防音室に使われた巾木、仕上がりを見ていると、一定間隔に沿って、小さな穴がプツプツと開いていて、まるで虫食いのようになっていました。

この虫食いのような穴を業者に指摘したところ、「それは巾木を固定するのに打った釘の跡だから仕方がない。気になるなら、穴をコークボンドで埋めます」と言われました。他の部屋にも巾木があるのですが、私の目線からは、そのような穴は見えません。なぜ防音室の巾木だけ、こんなに穴が大量にあるのかと思って、他の部屋の巾木をじっくり見てみると、釘は巾木の上部ぎりぎりのところに打たれていました。それだと、通常の目線の高さでは見えるはずがありません。

防音室は直床の部屋につくったので、他の部屋より床が10センチ強高いのですが、防音室の外の廊下からは特に巾木の穴が目立ちます。釘が巾木の中央に打たれている箇所が多く、たとえ防音室の中に入っても、遠くのものは自分の立っている目線では穴があるのがよくわかってしまいます。

美観を考えるのであれば、巾木の釘は上部ぎりぎりのところに打つべきもののようです。といっても、素人にこんなことが事前にわかるはずがありません。これからリフォームをされる方、巾木の釘穴について見えないところに打ってもらえるか確認したほうがよいと思います。コークボンドでの穴埋めで多少目立たなくなりましたが、やはり最初から目立たないところに釘は打ってほしかったです。

補修時も養生が大事!追加で新たな傷・・・

今回、補修と同時にロールスクリーンの取り付けもお願いしていました。高い位置に取り付けることになるので、当然、脚立が必要になります。脚立の足には、布が巻かれていたので、傷はつきにくくなっていますが、作業が終わったあとにフローリング床を確認すると、脚立を引きずったような跡がいくつか付いていました。本来であれば、念には念を入れてフローリングの上に養生シートを敷いた上で脚立を置くべきのところ、面倒だったのか、養生代をカットしたかったのかわかりませんが、養生しないことによって傷がついたので、補修時も気を抜くことなく養生してもらうのが大切です。

また、クローゼットの扉代わりに設置したロールスクリーンの取り付けですが、クローゼットの壁(クロス張りでした)に脚立が当たったようで、その部分の壁紙がかなりボロボロになっていました。業者も壁紙がボロボロに傷をつけてしまったのは自覚があったようで、その部分にコークボンドを塗ってごまかしていましたが、素人目で見ても、酷い仕上がりでした。なので、脚立が当たる可能性がある壁なども、しっかり養生シートを敷いてやってもらうべきです。

でも、一番ダメだと思ったのが、傷がついたのに報告がなかったことです。ビフォーアフターがわからないような補修をしてくれたなら報告は不要でしたが、あとからチェックすればわかるほどのごまかし補修なのに、何も言わずに済まそうとするなんて・・・とちょっと不信感が沸いてしまいました。 本件に関しては、営業のKさんに即座に電話して、感情を抑えながらもちょっとした怒りをぶつけてしまいました。Kさんもクレームには慣れているのか、こちらをなだめるような優しい口調で、対応していただき、なんとか私の気持ちも収まりました。壁紙は補修が気に入らなかった箇所も含めて、新たに出来た傷も壁クロスの業者に補修を手配してもらうことになり、次回は必ず養生をきっちりするという方向で話がまとまりました。

これからリフォームを考えていらっしゃるみなさん、補修後に新たな傷ができる可能性も考慮して、再度全体を必ずチェックをしましょう。