ゆっこのお宝メモメモ

思わずメモメモしたくなる主婦のひとりごと日記です

ピアノ防音室を作ろう! ~クローゼットのドア編~

我が家のマンションは、ユニット式のクローゼットとウォークインクローゼットがあり、前者のユニット式のクローゼットはかなり使い勝手が悪いです。 今の家に引越する前の賃貸マンションのときのほうが、部屋の面積は今より狭いにも関わらず、収納の使い勝手はとても良かったです。なので、クローゼットはいつかリフォームして、使い勝手をよくしたい!というのが希望です。

さて今回、防音室になる予定の部屋もユニット式のクローゼットで、防音工事をするにあたって、一旦取り壊しをする必要がありました。今回、この悩ましきクローゼットの作り替えについて、記事を書きたいと思います。

クローゼットの作り直しの提案はどんなもの?

防音室の見積依頼をした際に、ほとんどの会社は既存のクローゼットは解体して、新規クローゼットの設置はない図面を提出してきました。一部の会社からは楽譜棚にする、クローゼットは防音室内ではなく、廊下側に作り直すという提案をしてきたところもありました。 ただでさえ、収納がいまいちなのに、防音室のクローゼットが無くなってしまったら、その中に入っていた荷物を他のクローゼットに割り振る必要が出てきます。

防音室のクローゼットはなんとか死守したかったので、候補にしたいと思った業者にはクローゼットは防音室内に残す案でプランを考え直してほしいとお願いしました。 どの会社からも、クローゼットはかなり小さくなってしまいますと言われました。ただ、クローゼットにしなかった場合でも、クローゼットがあった部分はくぼみのあるただの空間になり、無駄なスペースが生まれるため、その部分はどうしてもクローゼットにしたいと考えは譲れませんでした。

また、作り直しにあたって私がこだわったのは、クローゼットの床は、部屋のフローリングと続いたフラットなものにしたいということでした。ユニット式の場合、部屋のフローリングと段差があり、とても使いにくいと常日頃感じていました。たとえば、キャスター式の収納ケースをクローゼット入れたいと思っても、この段差があると使いづらく、出し入れがしづらいという悩みもあり、新しいクローゼットではそれを解消したいと思っていました。

ドアは扉にこだわる必要はない

防音室になる前のクローゼットのドアは観音開きでした。ただ、リフォーム後のクローゼットはかなり小さくなり、ドアの開き方によってはピアノに干渉する恐れがあるので、「く」の字に折れ曲がるタイプのドアが提案されました。

私もその提案で納得して、クローゼットは提案通りの内容ですすめるつもりでした。ただ、クローゼットの出来上がりの大きさ次第では「く」の字タイプのドアだと、ドアを開けたときに片側によるため、ドアの重なりの部分が物の出し入れに邪魔になる可能性があると考えるようになりました。

それでいろいろ考えた結果、ドアは木製タイプのものではなく、昇降式のロールスクリーンをドア代わりにすれば物の出し入れの邪魔にもならず、ピアノに干渉することもないと思い、リフォーム業者にドアはなしにしてくださいとお願いしました。

また、ドアを作らないことによって、ドアの工事代金が無くなりました。もちろんロールスクリーンを作るという点でお金はいくらかかかりますが、木製ドアが5~7万円していたので、それに比べるとロールスクリーンのほうが断然価格は安くなります。

ロールスクリーンをドア代わりにするデメリットは?

ロールスクリーンにすると、どうしても両端に微妙な隙間が生まれます。また、採寸状況によっては、ロールスクリーンと床の設置面にも隙間ができる場合もあります。なので、木製ドアのようにクローゼットを密閉するような状態にはならず、埃が入りやすいといったことがあるという情報をネットで見ました。

実際にリフォーム後どうだったかというと、私の場合、クローゼットの下はトイレットペーパやティッシュペーパーなどの日用品のストックで床を埋めてしまったので、クローゼットの下に埃がたまることはありませんでした。また、ロールスクリーンは、クローゼットの内側に天井付けにしたので、正面付けと違ってスクリーンがクローゼット内にすっきり収めることができました。日用品以外には、洋服やタオルケットなども収納しました。一応、防虫剤も使っていますが、扉がしっかり閉まるタイプのクローゼットと違って密閉性にはかけるので、防虫剤の効き目などはそれらと比べてどうなのかというのはわかりません。ただ、今のところ、洋服などは問題なさそうです。

また、ロールスクリーンをクローゼットのドア代わりに使う場合、クローゼットの高さによって、スクリーンの巻き上げの方法が限定される可能性があります。私のクローゼットの場合、高さが2メートル以上あったので、チェーン式しか注文できませんでした。プルコードタイプは、チェーン式よりスクリーンの巻き上げが簡単ですが、サイズオーバーでそもそも注文できない、巻き上げてしまうと手が届くなるといった理由から、高さのあるものには使えないこともあります。チェーン式は少し巻き上げに時間がかかるので、ちょっと面倒だなと感じるときもあるので、頻繁にものを出し入れするところには向かないこともあります。私もたまに巻き上げが面倒で、スクリーンの横から手を入れて物を取り出すときもあります。

クローゼットの扉にロールスクリーンを使ってみるという案はいかがだったでしょうか? どの業者からも、そういったアドバイスはなく、そういえば扉代わりにロールスクリーンを使っているような写真をどこかで見た記憶が頭の片隅にあり、思いついた案でした。 もし、クローゼットを設置されるときにドアのことで悩んだら、ロールスクリーンをちょっと思い出してみてくださいね♪