ゆっこのお宝メモメモ

思わずメモメモしたくなる主婦のひとりごと日記です

ピアノ防音室を作ろう! ~電気スイッチ&コンセント編~

賃貸マンションや分譲マンションにお住まいの方なら、電源スイッチやコンセントの位置について、あまり深く意識したことはないのではないでしょうか? そう、私も深く考えたことがありません。基本的には、ここにあれば問題ないだろうという場所に最初から設置されているので、特段、不便に感じることはないはずです。 リフォームをするとなったら、この電気スイッチやコンセントの位置は施主側からも要望を出すことになるので、しっかりと考えて、リフォーム会社に伝える必要があります。

コンセントの設置場所のポイントは?

部屋の形が大きく変わらないのであれば、コンセントの位置はリフォーム前の部屋のものを活かすのがよいと思います。 ただ、リフォーム後にグランドピアノが入るといった大型の楽器等を置くのであれば、それを置いたことによって元のコンセントの位置がふさがったり、使いづらくなったりするようなら、場所は変えるべきです。

元の部屋のコンセントは2つありました。1つはリフォーム前と同じ位置にしましたが、もう一つは取り壊しとなるの壁についていたので、その付近に1つ移動させました。また、グランドピアノに付随しているサイレント機能用にコンセントを一つ追加してもらうことにしました。私のグランドピアノのサイレント機能の機械は左下についていており、そこから電源コードがでているため、その近くにコンセントを設定してもらいました。ちなみに、家ではこのサイレント機能は一度も使ったことはありません・・・。

電気スイッチでトラブル!?

リフォーム前の電気スイッチは、室内にありました。リフォームにあたって、この電気スイッチの位置がちょっとしたトラブルを招きました。

電気スイッチの件について、リフォーム会社の営業担当Kさんと話し合いをした記憶はほとんどありません。取り壊しとなる壁についていたので、場所は適切な場所におまかせにしていたと思います。通常ならそれで問題ないのですが、工事中にこれが問題になりました。

マンションの理事会に提出した際の図面はクローゼットの部分が楽譜棚ということで提出されていました。これは私も承知の上で、実際にはクローゼットとして設計してもらえるという話になっていましたが、図面の位置にかかれた電気スイッチの位置までは見ていなかったのです。提出した図面では、電気スイッチは楽譜棚のすぐ近くの壁に設置予定となっていたのです。

工事開始の約1週間後に、電気工事の担当者が配線工事に来ました。配線工事終了後に、担当者が「部屋の電気スイッチはこの場所でいいですか?」と私に聞きに来ました。そこで、私は初めて部屋のスイッチがクローゼットとなる部分のすぐ近くに設置されることを知ります。ここから先は担当者との会話のやりとりを書きます。

私:「えっ!?そこに電気スイッチ作ったら、クローゼットの邪魔になりませんか?」
担当者:「でも、図面上はここに作るようになっていますが・・・」
私:「それは申請上の図面で、本当はクローゼットになる予定です」
担当者:「そんな話は聞いていません」
(途中から職人さんが会話に加わります)
職人:「クローゼットの中でも、問題ないでしょ?横から手を入れたらスイッチ押せるから」
私:「いや、それは困ります」
(しばらく沈黙が続き、気まずい雰囲気に・・・)
私:「では、室内ではなく、廊下側の壁にスイッチを作ってもらえませんか?トイレのスイッチも廊下側の壁ですから」
担当者:「24時間換気などのスイッチもセットであるので、見た目かなり大きなスイッチになりますが、いいですか?」
私:「別に大丈夫です。クローゼットの中に作るよりはいいです」
職人:「まあ、今ならまだ変更できるからね。あとで言われたら直せないから、今日気付いてもらってよかったよ」

これ、私が在宅していなかったら、どうなってたんでしょうか・・・?恐らく、電源スイッチがクローゼットの場所に作られたまま、そのまま工事が進んでいて、取返しのつかないことになっていたと思います。 申請時の図面と設計内容が変更になる場合は、注意が必要です。本来なら、リフォーム会社の営業担当がしっかり電気工事の担当者に変更内容を伝えるべきだったことだとは思うのですが、たぶん忘れていたんでしょうね・・・。 施主側もしっかりと事前にチェックして、営業担当にリマインドをするべきだったと反省した事件でした。

電気スイッチの場所は私の希望通りに廊下側に設定してもらえましたが、この変更がまた工事後半でちょっとしたトラブルになります。その話はまた別の記事で。

ちなみに理事会への申請図面がなぜ楽譜棚だったかというのは、そちらのほうが図面の作成が楽だったからのようです。(はっきりと担当者がそういったわけでなく、話の流れでたぶんそうなんだろうなというのを感じたので・・・)建具などの変更などは申請と実際で変更になっても、そのあたりは問題ないと担当者から説明を受けたので、楽譜棚のままリフォームの申請をしました。

リフォームの心得

心得というほど大げさなものではありませんが、相手はプロだからといって、完全におまかせしてしまうと、上記のようなことになってしまうこともあります。

施主側も図面をしっかり確認、気になることははっきり伝える、納得がいかないなら話合うが大切です。そして、工事の途中でも、こちらが希望している仕様通りになっているか随時確認することも大事だと思います。