ゆっこのお宝メモメモ

思わずメモメモしたくなる主婦のひとりごと日記です

グランドピアノが欲しい!さて、どうする?

新しいピアノ教室に移ってから、半年ぐらい経ったぐらいで、生ピアノが欲しいと思うようになりました。

新しい先生の指導と、ハイブリッド電子ピアノのおかげで、だいぶん上達してきたものの、ハイブリッド電子ピアノでは生ピアノと完全に同じことは残念ながら実現できません・・・。特にクラシック曲を弾いている場合は、ペダルワークやタッチの違い、きれいな音色の出し方といった点でストレスを感じるようになってきてしまいました。

道具のせいにするのは・・・と思ったりもしましたが、人間とは欲深いもので、やっぱり生ピアノで練習したい、できれば憧れのグランドピアノを持ちたいと思い始めます。

さて、それで考えたことは・・・

防音室を作ろう

みなさん、「防音室」と聞いて、どんなイメージがありますか? 5年間通っていたピアノの先生のところは、一軒家だったんですが、防音室内でのレッスンだったんですね。部屋の中にもう一つ部屋があるというユニット式の防音室でした。人生で生まれて初めて、個人宅の防音室を体験します。

大変失礼な話になってしまいますが、このユニット式防音室、狭いだけならまだしも、音の響きがよくありません。具体的にはこもったような音、そしてペダルを多用する曲となると、音のにごりが酷くなります。子供の頃のピアノ教室は、先生の自宅で習っていましたが、防音室ではありませんでした。四国の田舎とは、住環境も違うので、比較してはいけないのですが、防音室での練習は私にとってはあまりいい体験ではありませんでした。 先生から頻繁にペダル踏みすぎないで!浅く踏んで!と注意を受けます。子供の頃にそんなこと言われたことがなかったので、カルチャーショックでした。

なので、もし防音室を作るなら、ユニット式のものは選択肢になく、部屋の1室をリフォームして、防音仕様にすることを考え始めます。

防音室の値段はいくらぐらい?

防音室と聞いただけで、値段がとっても高そうですよね!そうです、高いんです!

じゃあ、どれぐらいかというと・・・。

ユニット式防音室の3畳タイプで安いもので100万円~あります。3畳というのはヤマハのC3といわれるピアノの奥行が約186センチのグランドピアノが入るぎりぎり入る大きさです。そして、防音室のサイズが大きくなったり、遮音性能が高いものになると、値段はどんどんあがります。メーカーによっても値段は違います。 しかも、組立費やら運送費用やらが別途かかるので、本体価格だけの値段では済みません。

では、リフォームでの防音工事はいくらぐらいでできるのかというと、最初にインターネットで調べたときに見た価格がマンションで6畳のケースだと230万円~という値段でした。ただあくまでも参考値段です。実際に私が見積もりをとったところで、230万円を提示してきたところはありませんでした。

ユニット式防音室とリフォームによる防音工事の比較

私の場合、ユニット式はピアノの先生の教室で経験済みだったので、選択肢にはありませんでしたが、双方のメリット、デメリットを少し説明したいと思います。

ユニット式のメリット
  • 設置に時間がかからない
  • 元の部屋を傷つける必要がないので、賃貸でも許可が出る可能性あり
  • リフォームに比べて安い
  • 引越し先に持っていける or 不要になっても中古として売却も可
ユニット式のデメリット
  • 部屋の形に完全には合わせられないので、無駄な空間ができる
  • 真四角な形がほとんどのため、音の響きがよくない
  • 3畳タイプだと、かなり狭い
リフォームによる防音工事のメリット
  • オーダーメイドなので、元の部屋の形を活かせる
  • ユニット式より遮音性が高いものを作れる
リフォームによる防音工事のデメリット
  • 工期が長い
  • 高額な費用がかかる
  • 万が一失敗してもやり直しがきかない可能性大

とまあ、こんな感じです。リフォームの防音工事のデメリットを考えると、業者選びは慎重にする必要があり、ここから数か月かけて下調べが始まります。私にとっては人生の一大プロジェクトのような出来事に発展していきます。

とその前に、そもそもマンションにグランドピアノって入れられる!?って思いませんでしたか? 戸建てならグランドピアノがある家も結構あると思います。マンションでグランドピアノ・・・、私自身は聞いたことがなかったです。どうやって搬入するのか、そこから疑問でした。この話は次の記事で。