ゆっこのお宝メモメモ

思わずメモメモしたくなる主婦のひとりごと日記です

椅子の高さは重要!基本に立ち返り、ピアノを弾くときの姿勢について見直してみた。

みなさん、ピアノを弾くときの姿勢を意識されていますか?

ピアノの座り方、手の置き方など、ピアノの基本中の「き」だと思いますが、大人になってから意外とちゃんと私が出来ていないかも・・・と最近思いました。子供の頃は、ピアノの先生にこれらのことは徹底的に教えこまれていましたが、中学生でピアノを離れ、大人になって再開するまで、なんとなく覚えていても、ちょっと自己流になってしまっていた気がします。

今のピアノの先生からはもう少しなめらかに弾くために手首をさげて弾いてみてくださいとアドバイスを頂くことが多く、言われたときは手首の角度をさげて、アドバイス通りできるのですが、しばらくするとまた手首のポジションが元の位置に戻ってしまっていました。

元のポジションに戻ってしまうことについて、あまり深くは考えていませんでしたが、どうしてそうなってしまうのだろう・・・と立ち止まって考えてみたところ、下記のことが原因でした。

* 椅子の位置が高く、肘の位置が手首より高くなっていた

ネットで正しい椅子の位置について検索したところ、「手首の高さと肘の高さを同じ位置に、肘下が床と平行となるように」「肘の角度は90~100度ぐらいに」と記載がありました。自分の姿勢を見直してみたところ、理想とされる肘の位置、角度にはなっておらず、ピアノの椅子の高さを下げる必要がありました。

ピアノの椅子を高くしてしまっていた理由としては、

  • 電子ピアノ時代にピアノ専用の椅子を使っていなかった

  • 打鍵ミスを恐れる余り、鍵盤が上方向から見えないと不安だった

というのが私の考察です。

大人になってピアノを再開したとき、カシオの電子ピアノを購入しましたが、椅子は別売りで購入しませんでした。ピアノを再開した当初はいつまで続くかわからなかったので、あまりお金をかけたくなかったのと、ちょうどドレッサーで使用している椅子がなんとなくちょうど良い高さだったので、移動させて、ドレッサーの椅子を使っていました。今思うと、その当時は高さがちょうどよいと思っていたものの、本来の正しい姿勢で弾ける高さではなかったと思います。

前のピアノの先生にも椅子の高さや肘の高さなど、そういった注意をうけることなく、5年ほどレッスンを受けていました。別のピアノ先生に変わったあと、電子ピアノをハイブリッド電子ピアノに変え、高さが変更できるピアノ専用の椅子がついてきたのですが、長年染みついてしまった自分流の好みの高さにして弾き続けてしまいました。新しい先生からは、手首の高さなどについてアドバイスを時折受けるものの、椅子については自分流のままで、少し高めのほうが鍵盤がよく見えるので、打鍵ミスの不安がなく心理的に安心感がありました。

でも、正しい姿勢ではないと、今回ようやく気付き、椅子の位置を正しい姿勢になるように調整することで、手首の位置が下がり、弾きやすくなりました。椅子の高さを下げた当初は鍵盤を見る目線が変わったことで少し違和感がありましたが、わりとすぐに慣れました。正しい姿勢になったことで、音のでこぼこ感(特に親指)が減ったのと、腕の疲れも軽減されたように感じます。

何事も基本が大切ということを実感した出来事でした。

自宅のピアノの椅子

ちなみに自宅の椅子は↑の画像の通り、背もたれがない椅子です。背もたれつきのトムソン椅子は、お尻が痛くなるので、あまり好みでありません。